さよなら5号機
5号機完全撤去
2022年1月31日に一部の地域・機種を除いてスロットの5号機が完全撤去となりました。これによりスロットは6号機へと完全移行。今回は5号機の思い出を振り返っていきたいと思います。
スロットの5号機がホールに初めて登場したのは2005年7月。今から約17年前のことです。ちなみに私は当時大学生でした。スロットを初めて打ったのも大学生の時で、その時がちょうど4号機から5号機への移行時期でした。
4号機はおそらくスロット最盛期で、その頃の機種は設定6のスペックが150%とか、1万枚は当たり前で2万、3万枚も出せました。自分が覚えてる限りだと、一日の最高出玉は7万枚でしたね。等価で140万。いろいろバグってる時代でした。
それが5号機になって設定6のスペックの上限が120%になりました。今だと120%でも信じられないくらい高いですよね。
そんな感じで私は5号機と共に青春時代を過ごしたわけですが、その5号機がホールから完全に無くなるのは寂しいものです。せっかくなので個人的に思い入れのある5号機ベスト3を考えてみました。
第3位 スパイダーマン2
5号機初期のスパイダーマン2です。この頃はまだ4号機が残っていたので、5号機に目が向けられることは少なかったのですが、スパイダーマンはめちゃくちゃ面白くてずーっと打ってた記憶があります。多分今打っても面白いと思います。6号機でのリメイク希望!
第2位 押忍!番長3
第2位は番長3です。この機種は5号機最後のフルスペックということで、移行直前の稼働は凄まじかったです。
ちなみに私は番長3をそこまで打ち込んでおりません。まぁ人並の知識はありますが。なぜ第2位かというとクソほど負けたからです。
機種別で収支をつけ始めたのは2020年8月からなのですが、2020.8~2022.1までの期間でのトータル収支は-315000円(7勝22敗)。ここまで負けた機種は他にありません。
第1位 ディスクアップ
第1位はもちろんディスクアップです。もはや何も言うことはありません。ゲーム性、スペックなど全てにおいて神台。これを越える機種に今後出会うことはないでしょう。
5号機が無くなるのは本当に寂しいですが、6号機に新たな可能性を見出しつつ、楽しんで勝つスロットを打ち続けていきたいと思います。
パチスロで勝ち続けるには
前回の記事はこちら
パチスロには機械割があり、長ー----い目で見れば差枚は機械割に近づいていくという話を前回しました。
つまり機械割100%以下の台を打ち続ければ負け続け、100%以上の台を打ち続ければ理論上は勝ち続けていくことが可能だということが分かります。
スロットの機械割はその機種の設定によって決まっています。一般的な機種だと設定1・2はマイナス、3以上はプラスとなっているので、設定2以下は避けて3以上(できれば5や6)を打ち続けたいわけです。
よし、じゃあ機械割の高い台を打ち続けるぞ!
と言いたいところですが、要はこれが一番難しい問題なわけです。
Twitterからの拾い物になりますが
スロットの全国平均設定
設定6…0.65%
設定5…1.2%
設定4…4.66%
設定3…9%
設定2…25.58%
設定1…58.92%
AT・ART機のみの平均設定
設定6…0.79%
設定5…0.51%
設定4…2.82%
設定3…1.75%
設定2…19.54%
設定1…74.59%
細かい数字の信憑性には欠けますが、ホールのスロットの95%以上は設定1or2だと言われています。すなわち全台フル稼働した場合95%以上の人は負け、5%未満の台に座れた人だけが勝てると言い換えることもできます。
このことを裏付ける記事を書いてくださっている方がいたので紹介します。
パチンコ屋も商売として店を開いているわけですから、スロットに高設定を使うのがいかに無謀なのか分かりますよね。パチンコ併設店なら玉とのバランスで多少設定に色をつけられるかもしれませんが、そこまで大差は無いでしょう。
このように悲惨な状況ですが、それでも勝つ方法はあります。私が考える勝つ方法は大きく3つに分けられます。
①期待値稼働(ハイエナ)
ハイエナとは機種ごとに機械割の高いゾーンだけを打つことです。最近の台で言うとチバリヨのリセット(有利区間開始)後などです。
ハイエナははっきり言って一番確実で手堅い打ち方です。パチスロ生活者(専業)と呼ばれる人たちはこれメインで喰ってます。
ただ自分はこの打ち方はやりません。目の前で天井間際の台が空いたらさすがに打つと思いますが…
ハイエナ専門(エナ専)は店からも一般客からも疎まれて、おそらく自分自身も楽しむというより作業でこなしているイメージがあります。要するにメンタルが持たないと思うので、私はやりたくありません。パチスロで生活しろと言われたらやらざるを得ないと思いますが。
②低設定でも機械割の高い(甘い)機種を打つ
私が主にやっているのはこれです。仕事をしながらスロットで小遣いを稼ぎたい人にはこのやり方が一番合っていると思います。
具体的にどういった機種を打つかというと、設定1での機械割が100%を上回る(完全技術介入)アクロス系、GOGOジャグラー、6号機ジャグラー全般、そしてもちろん
こいつです。
控え目に言って神台。ディスクアップのおかげでスロットを楽しんで勝つということが実現できることが分かった人も多いでしょう。
残念ながら2022年1月末で撤去となりますが、すぐに6号機のディスクアップ2の導入が控えているので、そちらに期待しましょう。
ディスクについてはここでは書ききれない思い入れがあるので、別記事で語ることにしておきます。
③それでも!高設定を狙う
それでも!高設定の持つ可能性を俺は信じたい!
というわけで、高設定狙いが最後の方法です。設定狙いははっきり言って安定しません。例えばある機種の設定6を朝から晩まで打って、約8000ゲーム。これを何日もできて初めて狙うことに価値が生まれます。
しかし、実際のホールでそんな甘い状況なんてあるはずもなく…
ではなぜ設定狙いをするのかというと設定狙いが一番面白いからです。
パチスロで勝ち続けるためには、というより何かをやり続けるためにメンタル維持は不可欠です。自分がやりたくないことを延々するのは苦痛です。なので、楽しめる状況をきちんと用意しておく必要があります。
今回紹介した3つの方法について、ハイエナは専門外なので言及しません。
ということで次回以降、甘い機種を打つことと設定狙いについてさらに掘り下げて考え、勝つことへつなげていきたいと思います。
パチスロの機械割を理解してみる
パチスロにおける機械割とは
例えば、適当な日に適当な店へ行き適当なスロット台に座ってしばらく打ってみるとします。さぁ結果はどうなるでしょうか?
実際にやってみれば分かりますが、結果は勝ったり負けたりとなるはずです。必勝でないことはもちろん、必敗ともならないのです。
よく「あの店はボッタクリだ!」とか「あそこに行くと毎回負ける!」と主張する輩がいますが、パチスロにおいてそんなに負けが膨らむことはありません。
ちなみにパチンコは別です。あちらは釘調整次第でどこまでも負けられます。
パチスロで勝つか負けるかは全て機械割で決まっています。機械割とは簡単に言うとIN枚数に対するOUT枚数の割合です。
例えばある台を1000ゲーム回したとします。1ゲーム当たり3枚のメダルが必要になるので、IN枚数の合計は3×1000=3000枚。
その途中で小役やボーナスによる払い出し(OUT)がありました。1000ゲーム時点でのOUT枚数の合計は2850枚でした。
この場合、単純な差枚が-150枚となり3000円負け(等価)です。機械割に換算すると2850÷3000×100=95
つまり機械割95%の結果となります。
では同じように機械割別に1000ゲーム回した時の差枚を計算してみます。
・機械割95%
3000(IN)×0.95=2850 -150枚 -3000円
・機械割100%
3000(IN)×1.00=3000 ±0枚 ±0円
・機械割105%
3000(IN)×1.05=3150 +150枚 +3000円
機械割に対するイメージができたところで、現在のホールの主要機種であるマイジャグラーⅣとⅤの設定別機械割を見てみます。
ここで注目したいのは設定1の機械割です。
ちなみにマイジャグラーⅣの設定1で95.7%という機械割はかなり辛い(低い)です。2022年2月からスロットは6号機に完全移行するのですが、現行6号機の設定1で最も辛い部類でも機械割は96%です。
つまり、先ほどの計算式と合わせて考えた場合、現行スロット台の設定1を1000ゲーム回した負け額は3000円以下、半日回したとしても1万円程度なのです。
いやいや、半日で1万円とか無いから。普通に5万円とか負けるし。
そうなんです。実際にホールのデータを見れば分かりますが、半日で5万円、あるいはそれ以上負けることなんてざらにあります。
ここからが特に重要なのですが、機械割とはあくまで目安であり、短期間での実際の結果は相当にブレるわけです。
短期間では設定1で5万負けることも、5万勝つことも普通にあります。しかし長ー----い目で見た時に、機械割の数値に落ち着く(可能性が高い)ということなのです。
このことをきちんと理解していない人は絶対に勝ち続けることはできません。たまたま勝ちが続くことはあれど、機械割マイナスの台を回す回数が増えるほど、安定して負けていきます。
ここまでで勝ち方の答えはほぼ出ていますが、次回は機械割を理解した上でのスロットの勝ち方について考えていきます。